【話題】リナシータではまだ鳴潮インフレしてないと思う・・・

2025/01/08

リナシータではまだ鳴潮インフレしてないと思いますよ
今汐が威力・硬直の少なさ・範囲全てにおいて強すぎる環境ですから
カルロッタは単体特化というのもありますし

これでインフレって言ってる人は原神でムアラニが出た時もインフレしたって言ってそう#鳴潮 #WutheringWaves #wuwa #リナシータ pic.twitter.com/QcGvNlMCTW

— AKI (@AKIakinen) January 8, 2025

キャラのインフレはしてないけど、敵がインフレした気がする
なんか妙に硬い気がするし
ただの勘違いかもですけど

— ネコルル@完全なる猫ฅ^•ω•^ฅ (@nekoruru0626) January 8, 2025

鳴潮はスタレゼンゼロに比べたらインフレのイの字もないww
ムアラニは火力バカ高いけど蒸発依存度が高いし単体特化だからねぇ〜

— チャムの助 (@Chumchum110968) January 8, 2025

逆を言ったら今汐持ってないとエンドコンテンツは厳しい部分が出てくるというね。
各属性(多分歳主の共鳴者)は今後今汐と同レベルのアタッカーで、インフレはまだまだ先

— 天道総司朗 (@Tendo_Souziro) January 8, 2025

最近の塔の回折耐性持ちが多めなのは絶対コンシのせい…w
ムアラニのアレは制約と誓約重ねてようやく出せるダメージだからインフレ的に実はヌヴィと召使の方が酷いと思ってる、手軽過ぎぃ！

— 空野紘 (@HiroSorano) January 8, 2025

まずそもそも今汐はその火力を出すためのしっかりした下準備が必要だからな

— 八雲こいし (@YakumoKoisi) January 8, 2025

- 雑談・ネタ

みんなのコメント

匿名より:

2025年1月8日 10:44 PM

最近やけにインフレインフレ言ってるけどまた新たな叩き棒にする気かな？
匿名より:

2025年1月8日 10:47 PM

なんですぐハラガーしちゃうの？
匿名より:

2025年1月8日 10:53 PM

2.0ではインフレしてるってあんま聞かんけど自分が情弱なだけか？
ツバキん時はなかなかのインフレだったと思うけど
匿名より:

2025年1月8日 11:11 PM

このゲームインフレしても操作難易度とかで誤魔化せるからマシだよな
スタレはプレイヤースキルに左右されないからああなったんだし
匿名より:

2025年1月8日 11:14 PM

コンシが最強なら1.1でめっちゃインフレしてたってことなのでは・・・？
匿名より:

2025年1月8日 11:22 PM

むしろコンシより雑魚なリナシータキャラを引くやつはバカですよ
匿名より:

2025年1月8日 11:28 PM

コンシ空中で儀式中だと回避しにくいのが嫌だから
リナシータキャラ引くわ、何より同じキャラずっと使ってたら飽きる
匿名より:

2025年1月8日 11:36 PM

鳴潮のインフレってせいぜい1.1今汐くらいじゃね
プレイングに自信ニキだったら長離が一番強かったりするし、あまりDPS理論は通用せんのよな鳴潮
匿名より:

2025年1月8日 11:42 PM

オリエ好きなら引き得やね
片方だけ引いた火力だけみたら必要無くてツバキやチョウリの復刻を待つか
これから出るインフレキャラを狙った方がいい
カルロッタを引いた新規はすぐに後悔することになる
それを今言っちゃう古参は意地が悪いね
匿名より:

2025年1月8日 11:47 PM

PSあるならソウリよりカカロのほうがタイム早くなるし、ちゃんと初心者用と上級者用キャラで区別できてるのはようやっとるわ
匿名より:

2025年1月8日 11:59 PM

正直そろそろ多少のインフレはしていいと思ってるわ
まぁ1周年あたりまで溜めてるのかもしれんけど
匿名より:

2025年1月9日 12:02 AM

こいつエレンと雅のDPS比較のデマ流した上に訂正もせず逆ギレしてたヤツじゃねえか
懲りずにまだやってんのか
匿名より:

2025年1月9日 12:07 AM

逆に今はインフレしてなさすぎるまである
キャラパワー一段階引き上げるとしたらカルテジア実装時が最高のタイミングだろうな
匿名より:

2025年1月9日 12:07 AM

普通にツバキとかカルロッタの方が強いしスワップ上手い奴ならチョウリが最強なんだが
ゼンゼロのデマ流して逆ギレしてたやつのこと良く信じてる時点でレベルはお察しだが
匿名より:

2025年1月9日 12:08 AM

神枠早めに出したからそこが基準になって調整できてるんだろうけど、敵固くて倒すの苦労してる身からすれば分かりやすくめっちゃ強いキャラと中断耐性やシールド付与役欲しい
匿名より:

2025年1月9日 12:29 AM

ザンニーは初心者救済キャラになってくれそうな雰囲気はある
あとは当身系もうちょい上方修正してほしいわ、さすがに当身取ったあとの攻撃に中断耐性なくてふっ飛ばされるのしょうもなさすぎる
匿名より:

2025年1月9日 12:32 AM

限定アタッカーは火力だけならほぼ横並びよ
匿名より:

2025年1月9日 12:35 AM

まあ大分インフレしてきてるよな
3枠しかないから余計に
匿名より:

2025年1月9日 12:41 AM

信頼度0な方のAKIゲームズやん
匿名より:

2025年1月9日 12:44 AM

鳴潮の場合スワップ型とキャリー型のインフレで話し変わるのと、そこからさらにPS必要かどうかで細分化されるんよな
個人的にはPS不要のキャリー型でインフレがそこまで発生しなければある程度は自由にしてもらってもって構わない
匿名より:

2025年1月9日 12:45 AM

限定なしで塔やってみてくれよ、そうすりゃインフレ実感できるだろ。
インフレ一切してないいうなら初期キャラだけで余裕だろ
匿名より:

2025年1月9日 12:46 AM

2025年1月9日 12:35 AM
むしろインフレしてなさすぎるって流れなのにどういう発想やねん、エアプかｗ
匿名より:

2025年1月9日 12:51 AM

2025年1月9日 12:45 AM
アンコ散華白芷
消滅主丹瑾ヴェリ

これで普通にいける
まぁ限定キャラ全部省く意味は全くわからんが
匿名より:

2025年1月9日 1:10 AM

ツイ主がデマ拡散カス野郎だとリプ蘭ももちろんゴミの集まりになりますと
匿名より:

2025年1月9日 1:19 AM

どっちかというとインフレ少し望まれてきてる状況じゃない？
ザンニーかエロエルフあたり少し優遇性能にしてくれてもいいのよ
匿名より:

2025年1月9日 2:58 AM

俺みたいな下手クソだと今汐と忌炎がダントツで頼りになるわ
このゲームのTA勢の動きとか一生トレースできる気がしない
匿名より:

2025年1月9日 4:38 AM

正直インフレ問題で1番大事なのって敵の調整なんだよな
ただ数字増やすのかギミックなのかシンプルにパリィやら避ける要素なのかで全然変わってくる
結局ソシャゲは新キャラを売り出さないと成り立たないんだからインフレは受け入れるべきなんだよな
匿名より:

2025年1月9日 4:45 AM

一歩ずつ階段を上るような納得性のある正統進化的インフレは好まれるイメージ、推しキャラが常に最強じゃないと許せないって人はそんなにいないと思う
あとは旧キャラの上方修正してくれれば理想よね、キャラストーリー追加タイミングとかでそういうことしてくれるとサプライズ感あって一番理想的
匿名より:

2025年1月9日 4:57 AM

ちょっとでも差があると運営が優遇した、んほとか騒ぎ立てそうだし過去キャラ救済は難しいよなぁ
匿名より:

2025年1月9日 8:34 AM

今の逆境深塔の左は回折主人公散華ヴェリーナで普通にクリアできるで
匿名より:

2025年1月9日 9:37 AM

鍾離みたいな簡単シールドで誰でもクリア余裕ですみたいなキャラ出さなければなんでもいいよ
匿名より:

2025年1月9日 10:34 AM

そしてライト層にグッバイして限界集落化していくんですね
匿名より:

2025年1月9日 11:38 AM

新規の増えた今こそシールドキャラ必要じゃね？
誰もが高難易度でギリギリのバトルをしたいわけじゃないだろ？カジュアルにプレイしたい人はシールド欲しいと思ってるよ。それ以外はシールドキャラ実装されても使わなければいいだけ
匿名より:

2025年1月9日 11:43 AM

シールドキャラは見た感じだとザンニーになりそうよね盾持ってたし
匿名より:

2025年1月9日 11:48 AM

鍾離とか耐久キャラに文句言ってる人多いけど攻略上の安定択なだけで最強ではないから別にいても良くないか?
匿名より:

2025年1月9日 11:57 AM

特別難しくもないアクションゲーでイキってるだけのシールドアレルギーでしょ
匿名より:

2025年1月9日 12:06 PM

検索
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
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曖昧さ回避情報検索システムについては「情報検索」を、ウェブ上での検索については「検索エンジン」をご覧ください。
ウィクショナリーに検索の項目があります。
検索（けんさく、英: search）とは、データの集合の中から目的とするデータを探し出すことである。古くは図書館の所蔵物を探し出したり、辞書の項目を引いたりといった人手で行うのが主だったが、コンピューターの発達により、テキスト文字列の検索（文書検索、文字列探索）、画像データの検索（画像検索）、音声データの検索（音声検索）など、大規模かつマルチメディアの情報に関する検索技術が発展した。さらにデータベースの発展とインターネットの普及に伴い、分散保管されているデータに対する検索技術が研究されている。ファイルの内容に対して文字列探索を行う機能も検索と呼ばれる。
目次 [非表示]
1 歴史 1.1 意味合い
1.2 使用例
2 情報検索 2.1 文字列探索と全文検索
3 探索
4 脚注
5 参考文献
6 関連項目
歴史[編集]
日本ではコンピュータ技術の発達により1970年代に「情報検索システム」が始まり、言葉としての｢検索｣は次第に広く使われ始めた[1][2]。英語の文化圏では言葉としての「検索」は犬のゴールデン・レトリバーに見るように「探しだす」を意味する「retrieval」や「retrieve」として古くから使われている[3][4]。
日本語における言葉「検索」の意味合いと使用例において大まかに次の様な変遷が見られる。主に日本語。
意味合い[編集]
広辞苑（1998年（平成10年）11月改訂）第5版までは、「検索」の意味として単に「調べさがすこと」、用例として「索引で語を検索する」と書かれている。このころまでは、一冊または複数冊の本の中に記述される事柄を探すことが、言葉としての「検索」の主な使われ方であった。一般的な言葉として馴染まれ使われていたのは、｢検索｣より、むしろ単に「見つける」、「探す」、「探索」といった言葉であった[5]。検索した結果、目的とする言葉が見つからなければ、他の本を手にとって調べてみることになる。このことはコンピュータによる情報検索が行える現代においても、図書館や本屋において誰しも試みることである。一方、図書館では蔵書に対して「目録カード」や「カード目録」などと呼ぶ名刺大から葉書大程度のカードから所要の本を探し出したが、このような検索は蔵書検索と呼ばれ、現在でもコンピュータなどによる情報検索と併用されている[6][7][8]。
広辞苑第6版（2008年（平成20年）1月改訂）では、「検索」の意味として「データの中から、必要な事項をさがし出すこと」とし、コンピューターの中のデータや、紙やマイクロフィルムに記録されたデータの中から探し出す、現在の検索への意味合いへと変化が見られる。用例は変わっていない。（なお、広辞苑5版から6版が出るまでの10年間にも、別の出版社から毎年刊行されている「現代用語の基礎知識」には「検索エンジン」などの用語の解説はあった。ただし、「検索」という言葉そのものの解説はない。）
「検索」という言葉の意味を日本語と英語で比較すると、「情報検索」に対応する英語は「Information retrieval」であり、「検索」は「retrieval」となる。retrieval（名詞）の動詞形は retrieve であるが、意味合いとしては、英語の retrieve には日本語の「検索」の持つ「特定の情報の集合から（広辞苑の定義における『データの中から』）探し出す」ということは必ずしも含まれない[9]。日本語の検索が現代のカードやコンピュータなどにより探し出す事に限定した意味合いへと変化していることがわかる。[独自研究?]
使用例[編集]
日本語を対象としたコンピュータの文書やファイルに終始する中での言葉や句の検索は、「検索」の機能を備えた1978年（昭和53年）9月に東芝が発表した世界初の日本語ワードプロセッサJW-10に始まり、その後OASYSなどのワードプロセッサや1983年（昭和58年）の一太郎の元となるPC-100用日本語ワープロソフト「JS-WORD」などが開発され市場に出されたことより、コンピュータを使った｢検索｣とはどのような意味か、どのように速くて便利なものかをコンピュータのユーザーの立場で体感できることとなる。1983年には米国で作られた表計算ソフトLotus 1-2-3を日本でも一部の者が使い始めたが、これにも表内の検索やLotus 1-2-3独自のマクロによる検索の機能を備えていた。
1989年（平成元年）にはパソコン通信を用いて遠隔地からデータベースの情報を探し出す｢G-Search｣の検索サービスが開始された。これは新聞・雑誌記事、企業情報、特許、科学技術、図書、人物プロファイルなど、さまざまな分野の情報を扱ってきた。これは膨大なデータや情報を｢検索｣によって見つけられることを示した日本での実例の始まりであった。その後、インターネットの通信技術向上による速度向上とサービスの多様化によってパソコン通信による「G-Search」の検索は2005年9月にサービスを終え、インターネットを介したものとなっている[10]。
2006年頃までは紙を主体にした宣伝広告や広報のなかでURLを表記して広告内容の詳細を更に調べたい者に対して案内としたが、インターネットの利用が極めて一般的となった2007年ないし2008年頃からは広告の最後に「○○○○○ 検索」の様な形式で（同時にマウスのクリック音が挿入される広告も多く存在）、紙の媒体だけでなく、テレビ放送の広告にまで広告主の案内や広告のテーマや話題を直ちに検索する事を促す手法が一般化した。その手法は欧米でも2010年以降ハッシュタグとして生かされている。
情報検索[編集]
詳細は「情報検索」および「情報検索 (図書館情報学)」を参照
情報検索 (英: information retrieval)は、広義には、あらかじめ蓄積されている情報の中から必要な情報を探し出すことを指し[11]、しばしば検索と略される。
情報科学においては、文書（あるいは画像や音声）集合の中からユーザーの要求にもっともよく適合する文書を取り出すシステムのことを情報検索システムと呼ぶ。情報検索システムにおいては、本来形式化されていないユーザーの要求をコンピュータで取り扱えるようにするために検索モデルが設定される。たとえば、ベクトル空間モデルは、文書に索引を与えて、問い合わせとして与えられたキーワード集合と索引の重複の度合いから目的の文書を探し出す検索モデルであり、全文検索は、問い合わせとして与えられた文字列やパターンに完全に一致する部分を文書集合から探し出す検索モデルである。 [12]
文字列探索と全文検索[編集]
詳細は「文字列探索」および「全文検索」を参照
文字列探索は文字列の中から別の文字列を探し出すとこと。全文検索は複数のファイルにまたがって文字列探索をすること。
探索[編集]
詳細は「探索」を参照
情報科学における探索(英: search)とは、いくつもの候補を列挙し、それぞれをひとつずつ評価していくことによって、最適解を得る手法を指す。探索に用いられるアルゴリズムとデータ構造は、問題の性質や構造によって異なる。たとえば、木構造 (データ構造)やグラフ (データ構造)の探索に用いられる深さ優先探索、ランダムアクセスが可能なデータ構造が使える状況でソート済みの入力に対して用いられる二分探索、よいハッシュ関数が作れる場合に用いられるハッシュテーブルなどがある。
脚注[編集]
1.^ Charles T. Meadow (1967年). “The analysis of information Systems-a programmer’s introduction to information retrieval.” (英語). John Wiley & Sons, Inc.. 2008年11月19日閲覧。
2.^ Charles T. Meadow(IBM社); 渡辺茂監, 高地高司・笹森勝之助訳 (1970年). “情報検索-検索言語・情報構成・ファイル処理” (日本語). 日本経営出版会. pp. 357p. 2008年11月19日閲覧。
3.^ 検索＝Retrieval英語の名詞三省堂大辞林
4.^ 検索=Retrieve動詞三省堂大辞林
5.^ 探索三省堂大辞林
6.^ カード目録でさがす京都大学図書館機構
7.^ カード目録一橋大学附属図書館
8.^ カード目録で探す・カード目録で検索東京大学駒場図書館
9.^ 動詞retrieveの意味合い、英英辞典The American Heritage Dictionary of the English Language
10.^ インターネットのない世界G-Search
11.^ #情報科学技術協会1995、p.1
12.^ #北ら2002、pp. 3-7。
参考文献[編集]
北研二、津田和彦、獅々堀正幹『情報検索アルゴリズム』共立出版、2002年。
『情報検索の基礎』情報科学技術協会編集、日外アソシエーツ、1995年。
関連項目[編集]
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1 歴史 1.1 意味合い
1.2 使用例
2 情報検索 2.1 文字列探索と全文検索
3 探索
4 脚注
5 参考文献
6 関連項目
歴史[編集]
日本ではコンピュータ技術の発達により1970年代に「情報検索システム」が始まり、言葉としての｢検索｣は次第に広く使われ始めた[1][2]。英語の文化圏では言葉としての「検索」は犬のゴールデン・レトリバーに見るように「探しだす」を意味する「retrieval」や「retrieve」として古くから使われている[3][4]。
日本語における言葉「検索」の意味合いと使用例において大まかに次の様な変遷が見られる。主に日本語。
意味合い[編集]
広辞苑（1998年（平成10年）11月改訂）第5版までは、「検索」の意味として単に「調べさがすこと」、用例として「索引で語を検索する」と書かれている。このころまでは、一冊または複数冊の本の中に記述される事柄を探すことが、言葉としての「検索」の主な使われ方であった。一般的な言葉として馴染まれ使われていたのは、｢検索｣より、むしろ単に「見つける」、「探す」、「探索」といった言葉であった[5]。検索した結果、目的とする言葉が見つからなければ、他の本を手にとって調べてみることになる。このことはコンピュータによる情報検索が行える現代においても、図書館や本屋において誰しも試みることである。一方、図書館では蔵書に対して「目録カード」や「カード目録」などと呼ぶ名刺大から葉書大程度のカードから所要の本を探し出したが、このような検索は蔵書検索と呼ばれ、現在でもコンピュータなどによる情報検索と併用されている[6][7][8]。
広辞苑第6版（2008年（平成20年）1月改訂）では、「検索」の意味として「データの中から、必要な事項をさがし出すこと」とし、コンピューターの中のデータや、紙やマイクロフィルムに記録されたデータの中から探し出す、現在の検索への意味合いへと変化が見られる。用例は変わっていない。（なお、広辞苑5版から6版が出るまでの10年間にも、別の出版社から毎年刊行されている「現代用語の基礎知識」には「検索エンジン」などの用語の解説はあった。ただし、「検索」という言葉そのものの解説はない。）
「検索」という言葉の意味を日本語と英語で比較すると、「情報検索」に対応する英語は「Information retrieval」であり、「検索」は「retrieval」となる。retrieval（名詞）の動詞形は retrieve であるが、意味合いとしては、英語の retrieve には日本語の「検索」の持つ「特定の情報の集合から（広辞苑の定義における『データの中から』）探し出す」ということは必ずしも含まれない[9]。日本語の検索が現代のカードやコンピュータなどにより探し出す事に限定した意味合いへと変化していることがわかる。[独自研究?]
使用例[編集]
日本語を対象としたコンピュータの文書やファイルに終始する中での言葉や句の検索は、「検索」の機能を備えた1978年（昭和53年）9月に東芝が発表した世界初の日本語ワードプロセッサJW-10に始まり、その後OASYSなどのワードプロセッサや1983年（昭和58年）の一太郎の元となるPC-100用日本語ワープロソフト「JS-WORD」などが開発され市場に出されたことより、コンピュータを使った｢検索｣とはどのような意味か、どのように速くて便利なものかをコンピュータのユーザーの立場で体感できることとなる。1983年には米国で作られた表計算ソフトLotus 1-2-3を日本でも一部の者が使い始めたが、これにも表内の検索やLotus 1-2-3独自のマクロによる検索の機能を備えていた。
1989年（平成元年）にはパソコン通信を用いて遠隔地からデータベースの情報を探し出す｢G-Search｣の検索サービスが開始された。これは新聞・雑誌記事、企業情報、特許、科学技術、図書、人物プロファイルなど、さまざまな分野の情報を扱ってきた。これは膨大なデータや情報を｢検索｣によって見つけられることを示した日本での実例の始まりであった。その後、インターネットの通信技術向上による速度向上とサービスの多様化によってパソコン通信による「G-Search」の検索は2005年9月にサービスを終え、インターネットを介したものとなっている[10]。
2006年頃までは紙を主体にした宣伝広告や広報のなかでURLを表記して広告内容の詳細を更に調べたい者に対して案内としたが、インターネットの利用が極めて一般的となった2007年ないし2008年頃からは広告の最後に「○○○○○ 検索」の様な形式で（同時にマウスのクリック音が挿入される広告も多く存在）、紙の媒体だけでなく、テレビ放送の広告にまで広告主の案内や広告のテーマや話題を直ちに検索する事を促す手法が一般化した。その手法は欧米でも2010年以降ハッシュタグとして生かされている。
情報検索[編集]
詳細は「情報検索」および「情報検索 (図書館情報学)」を参照
情報検索 (英: information retrieval)は、広義には、あらかじめ蓄積されている情報の中から必要な情報を探し出すことを指し[11]、しばしば検索と略される。
情報科学においては、文書（あるいは画像や音声）集合の中からユーザーの要求にもっともよく適合する文書を取り出すシステムのことを情報検索システムと呼ぶ。情報検索システムにおいては、本来形式化されていないユーザーの要求をコンピュータで取り扱えるようにするために検索モデルが設定される。たとえば、ベクトル空間モデルは、文書に索引を与えて、問い合わせとして与えられたキーワード集合と索引の重複の度合いから目的の文書を探し出す検索モデルであり、全文検索は、問い合わせとして与えられた文字列やパターンに完全に一致する部分を文書集合から探し出す検索モデルである。 [12]
文字列探索と全文検索[編集]
詳細は「文字列探索」および「全文検索」を参照
文字列探索は文字列の中から別の文字列を探し出すとこと。全文検索は複数のファイルにまたがって文字列探索をすること。
探索[編集]
詳細は「探索」を参照
情報科学における探索(英: search)とは、いくつもの候補を列挙し、それぞれをひとつずつ評価していくことによって、最適解を得る手法を指す。探索に用いられるアルゴリズムとデータ構造は、問題の性質や構造によって異なる。たとえば、木構造 (データ構造)やグラフ (データ構造)の探索に用いられる深さ優先探索、ランダムアクセスが可能なデータ構造が使える状況でソート済みの入力に対して用いられる二分探索、よいハッシュ関数が作れる場合に用いられるハッシュテーブルなどがある。
脚注[編集]
1.^ Charles T. Meadow (1967年). “The analysis of information Systems-a programmer’s introduction to information retrieval.” (英語). John Wiley & Sons, Inc.. 2008年11月19日閲覧。
2.^ Charles T. Meadow(IBM社); 渡辺茂監, 高地高司・笹森勝之助訳 (1970年). “情報検索-検索言語・情報構成・ファイル処理” (日本語). 日本経営出版会. pp. 357p. 2008年11月19日閲覧。
3.^ 検索＝Retrieval英語の名詞三省堂大辞林
4.^ 検索=Retrieve動詞三省堂大辞林
5.^ 探索三省堂大辞林
6.^ カード目録でさがす京都大学図書館機構
7.^ カード目録一橋大学附属図書館
8.^ カード目録で探す・カード目録で検索東京大学駒場図書館
9.^ 動詞retrieveの意味合い、英英辞典The American Heritage Dictionary of the English Language
10.^ インターネットのない世界G-Search
11.^ #情報科学技術協会1995、p.1
12.^ #北ら2002、pp. 3-7。
参考文献[編集]
北研二、津田和彦、獅々堀正幹『情報検索アルゴリズム』共立出版、2002年。
『情報検索の基礎』情報科学技術協会編集、日外アソシエーツ、1995年。
関連項目[編集]
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曖昧さ回避情報検索システムについては「情報検索」を、ウェブ上での検索については「検索エンジン」をご覧ください。
ウィクショナリーに検索の項目があります。
検索（けんさく、英: search）とは、データの集合の中から目的とするデータを探し出すことである。古くは図書館の所蔵物を探し出したり、辞書の項目を引いたりといった人手で行うのが主だったが、コンピューターの発達により、テキスト文字列の検索（文書検索、文字列探索）、画像データの検索（画像検索）、音声データの検索（音声検索）など、大規模かつマルチメディアの情報に関する検索技術が発展した。さらにデータベースの発展とインターネットの普及に伴い、分散保管されているデータに対する検索技術が研究されている。ファイルの内容に対して文字列探索を行う機能も検索と呼ばれる。
目次 [非表示]
1 歴史 1.1 意味合い
1.2 使用例
2 情報検索 2.1 文字列探索と全文検索
3 探索
4 脚注
5 参考文献
6 関連項目
歴史[編集]
日本ではコンピュータ技術の発達により1970年代に「情報検索システム」が始まり、言葉としての｢検索｣は次第に広く使われ始めた[1][2]。英語の文化圏では言葉としての「検索」は犬のゴールデン・レトリバーに見るように「探しだす」を意味する「retrieval」や「retrieve」として古くから使われている[3][4]。
日本語における言葉「検索」の意味合いと使用例において大まかに次の様な変遷が見られる。主に日本語。
意味合い[編集]
広辞苑（1998年（平成10年）11月改訂）第5版までは、「検索」の意味として単に「調べさがすこと」、用例として「索引で語を検索する」と書かれている。このころまでは、一冊または複数冊の本の中に記述される事柄を探すことが、言葉としての「検索」の主な使われ方であった。一般的な言葉として馴染まれ使われていたのは、｢検索｣より、むしろ単に「見つける」、「探す」、「探索」といった言葉であった[5]。検索した結果、目的とする言葉が見つからなければ、他の本を手にとって調べてみることになる。このことはコンピュータによる情報検索が行える現代においても、図書館や本屋において誰しも試みることである。一方、図書館では蔵書に対して「目録カード」や「カード目録」などと呼ぶ名刺大から葉書大程度のカードから所要の本を探し出したが、このような検索は蔵書検索と呼ばれ、現在でもコンピュータなどによる情報検索と併用されている[6][7][8]。
広辞苑第6版（2008年（平成20年）1月改訂）では、「検索」の意味として「データの中から、必要な事項をさがし出すこと」とし、コンピューターの中のデータや、紙やマイクロフィルムに記録されたデータの中から探し出す、現在の検索への意味合いへと変化が見られる。用例は変わっていない。（なお、広辞苑5版から6版が出るまでの10年間にも、別の出版社から毎年刊行されている「現代用語の基礎知識」には「検索エンジン」などの用語の解説はあった。ただし、「検索」という言葉そのものの解説はない。）
「検索」という言葉の意味を日本語と英語で比較すると、「情報検索」に対応する英語は「Information retrieval」であり、「検索」は「retrieval」となる。retrieval（名詞）の動詞形は retrieve であるが、意味合いとしては、英語の retrieve には日本語の「検索」の持つ「特定の情報の集合から（広辞苑の定義における『データの中から』）探し出す」ということは必ずしも含まれない[9]。日本語の検索が現代のカードやコンピュータなどにより探し出す事に限定した意味合いへと変化していることがわかる。[独自研究?]
使用例[編集]
日本語を対象としたコンピュータの文書やファイルに終始する中での言葉や句の検索は、「検索」の機能を備えた1978年（昭和53年）9月に東芝が発表した世界初の日本語ワードプロセッサJW-10に始まり、その後OASYSなどのワードプロセッサや1983年（昭和58年）の一太郎の元となるPC-100用日本語ワープロソフト「JS-WORD」などが開発され市場に出されたことより、コンピュータを使った｢検索｣とはどのような意味か、どのように速くて便利なものかをコンピュータのユーザーの立場で体感できることとなる。1983年には米国で作られた表計算ソフトLotus 1-2-3を日本でも一部の者が使い始めたが、これにも表内の検索やLotus 1-2-3独自のマクロによる検索の機能を備えていた。
1989年（平成元年）にはパソコン通信を用いて遠隔地からデータベースの情報を探し出す｢G-Search｣の検索サービスが開始された。これは新聞・雑誌記事、企業情報、特許、科学技術、図書、人物プロファイルなど、さまざまな分野の情報を扱ってきた。これは膨大なデータや情報を｢検索｣によって見つけられることを示した日本での実例の始まりであった。その後、インターネットの通信技術向上による速度向上とサービスの多様化によってパソコン通信による「G-Search」の検索は2005年9月にサービスを終え、インターネットを介したものとなっている[10]。
2006年頃までは紙を主体にした宣伝広告や広報のなかでURLを表記して広告内容の詳細を更に調べたい者に対して案内としたが、インターネットの利用が極めて一般的となった2007年ないし2008年頃からは広告の最後に「○○○○○ 検索」の様な形式で（同時にマウスのクリック音が挿入される広告も多く存在）、紙の媒体だけでなく、テレビ放送の広告にまで広告主の案内や広告のテーマや話題を直ちに検索する事を促す手法が一般化した。その手法は欧米でも2010年以降ハッシュタグとして生かされている。
情報検索[編集]
詳細は「情報検索」および「情報検索 (図書館情報学)」を参照
情報検索 (英: information retrieval)は、広義には、あらかじめ蓄積されている情報の中から必要な情報を探し出すことを指し[11]、しばしば検索と略される。
情報科学においては、文書（あるいは画像や音声）集合の中からユーザーの要求にもっともよく適合する文書を取り出すシステムのことを情報検索システムと呼ぶ。情報検索システムにおいては、本来形式化されていないユーザーの要求をコンピュータで取り扱えるようにするために検索モデルが設定される。たとえば、ベクトル空間モデルは、文書に索引を与えて、問い合わせとして与えられたキーワード集合と索引の重複の度合いから目的の文書を探し出す検索モデルであり、全文検索は、問い合わせとして与えられた文字列やパターンに完全に一致する部分を文書集合から探し出す検索モデルである。 [12]
文字列探索と全文検索[編集]
詳細は「文字列探索」および「全文検索」を参照
文字列探索は文字列の中から別の文字列を探し出すとこと。全文検索は複数のファイルにまたがって文字列探索をすること。
探索[編集]
詳細は「探索」を参照
情報科学における探索(英: search)とは、いくつもの候補を列挙し、それぞれをひとつずつ評価していくことによって、最適解を得る手法を指す。探索に用いられるアルゴリズムとデータ構造は、問題の性質や構造によって異なる。たとえば、木構造 (データ構造)やグラフ (データ構造)の探索に用いられる深さ優先探索、ランダムアクセスが可能なデータ構造が使える状況でソート済みの入力に対して用いられる二分探索、よいハッシュ関数が作れる場合に用いられるハッシュテーブルなどがある。
脚注[編集]
1.^ Charles T. Meadow (1967年). “The analysis of information Systems-a programmer’s introduction to information retrieval.” (英語). John Wiley & Sons, Inc.. 2008年11月19日閲覧。
2.^ Charles T. Meadow(IBM社); 渡辺茂監, 高地高司・笹森勝之助訳 (1970年). “情報検索-検索言語・情報構成・ファイル処理” (日本語). 日本経営出版会. pp. 357p. 2008年11月19日閲覧。
3.^ 検索＝Retrieval英語の名詞三省堂大辞林
4.^ 検索=Retrieve動詞三省堂大辞林
5.^ 探索三省堂大辞林
6.^ カード目録でさがす京都大学図書館機構
7.^ カード目録一橋大学附属図書館
8.^ カード目録で探す・カード目録で検索東京大学駒場図書館
9.^ 動詞retrieveの意味合い、英英辞典The American Heritage Dictionary of the English Language
10.^ インターネットのない世界G-Search
11.^ #情報科学技術協会1995、p.1
12.^ #北ら2002、pp. 3-7。
参考文献[編集]
北研二、津田和彦、獅々堀正幹『情報検索アルゴリズム』共立出版、2002年。
『情報検索の基礎』情報科学技術協会編集、日外アソシエーツ、1995年。
関連項目[編集]
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ウィキペディアウィキペディアの検索についてはHelp:検索をご覧ください。
曖昧さ回避情報検索システムについては「情報検索」を、ウェブ上での検索については「検索エンジン」をご覧ください。
ウィクショナリーに検索の項目があります。
検索（けんさく、英: search）とは、データの集合の中から目的とするデータを探し出すことである。古くは図書館の所蔵物を探し出したり、辞書の項目を引いたりといった人手で行うのが主だったが、コンピューターの発達により、テキスト文字列の検索（文書検索、文字列探索）、画像データの検索（画像検索）、音声データの検索（音声検索）など、大規模かつマルチメディアの情報に関する検索技術が発展した。さらにデータベースの発展とインターネットの普及に伴い、分散保管されているデータに対する検索技術が研究されている。ファイルの内容に対して文字列探索を行う機能も検索と呼ばれる。
目次 [非表示]
1 歴史 1.1 意味合い
1.2 使用例
2 情報検索 2.1 文字列探索と全文検索
3 探索
4 脚注
5 参考文献
6 関連項目
歴史[編集]
日本ではコンピュータ技術の発達により1970年代に「情報検索システム」が始まり、言葉としての｢検索｣は次第に広く使われ始めた[1][2]。英語の文化圏では言葉としての「検索」は犬のゴールデン・レトリバーに見るように「探しだす」を意味する「retrieval」や「retrieve」として古くから使われている[3][4]。
日本語における言葉「検索」の意味合いと使用例において大まかに次の様な変遷が見られる。主に日本語。
意味合い[編集]
広辞苑（1998年（平成10年）11月改訂）第5版までは、「検索」の意味として単に「調べさがすこと」、用例として「索引で語を検索する」と書かれている。このころまでは、一冊または複数冊の本の中に記述される事柄を探すことが、言葉としての「検索」の主な使われ方であった。一般的な言葉として馴染まれ使われていたのは、｢検索｣より、むしろ単に「見つける」、「探す」、「探索」といった言葉であった[5]。検索した結果、目的とする言葉が見つからなければ、他の本を手にとって調べてみることになる。このことはコンピュータによる情報検索が行える現代においても、図書館や本屋において誰しも試みることである。一方、図書館では蔵書に対して「目録カード」や「カード目録」などと呼ぶ名刺大から葉書大程度のカードから所要の本を探し出したが、このような検索は蔵書検索と呼ばれ、現在でもコンピュータなどによる情報検索と併用されている[6][7][8]。
広辞苑第6版（2008年（平成20年）1月改訂）では、「検索」の意味として「データの中から、必要な事項をさがし出すこと」とし、コンピューターの中のデータや、紙やマイクロフィルムに記録されたデータの中から探し出す、現在の検索への意味合いへと変化が見られる。用例は変わっていない。（なお、広辞苑5版から6版が出るまでの10年間にも、別の出版社から毎年刊行されている「現代用語の基礎知識」には「検索エンジン」などの用語の解説はあった。ただし、「検索」という言葉そのものの解説はない。）
「検索」という言葉の意味を日本語と英語で比較すると、「情報検索」に対応する英語は「Information retrieval」であり、「検索」は「retrieval」となる。retrieval（名詞）の動詞形は retrieve であるが、意味合いとしては、英語の retrieve には日本語の「検索」の持つ「特定の情報の集合から（広辞苑の定義における『データの中から』）探し出す」ということは必ずしも含まれない[9]。日本語の検索が現代のカードやコンピュータなどにより探し出す事に限定した意味合いへと変化していることがわかる。[独自研究?]
使用例[編集]
日本語を対象としたコンピュータの文書やファイルに終始する中での言葉や句の検索は、「検索」の機能を備えた1978年（昭和53年）9月に東芝が発表した世界初の日本語ワードプロセッサJW-10に始まり、その後OASYSなどのワードプロセッサや1983年（昭和58年）の一太郎の元となるPC-100用日本語ワープロソフト「JS-WORD」などが開発され市場に出されたことより、コンピュータを使った｢検索｣とはどのような意味か、どのように速くて便利なものかをコンピュータのユーザーの立場で体感できることとなる。1983年には米国で作られた表計算ソフトLotus 1-2-3を日本でも一部の者が使い始めたが、これにも表内の検索やLotus 1-2-3独自のマクロによる検索の機能を備えていた。
1989年（平成元年）にはパソコン通信を用いて遠隔地からデータベースの情報を探し出す｢G-Search｣の検索サービスが開始された。これは新聞・雑誌記事、企業情報、特許、科学技術、図書、人物プロファイルなど、さまざまな分野の情報を扱ってきた。これは膨大なデータや情報を｢検索｣によって見つけられることを示した日本での実例の始まりであった。その後、インターネットの通信技術向上による速度向上とサービスの多様化によってパソコン通信による「G-Search」の検索は2005年9月にサービスを終え、インターネットを介したものとなっている[10]。
2006年頃までは紙を主体にした宣伝広告や広報のなかでURLを表記して広告内容の詳細を更に調べたい者に対して案内としたが、インターネットの利用が極めて一般的となった2007年ないし2008年頃からは広告の最後に「○○○○○ 検索」の様な形式で（同時にマウスのクリック音が挿入される広告も多く存在）、紙の媒体だけでなく、テレビ放送の広告にまで広告主の案内や広告のテーマや話題を直ちに検索する事を促す手法が一般化した。その手法は欧米でも2010年以降ハッシュタグとして生かされている。
情報検索[編集]
詳細は「情報検索」および「情報検索 (図書館情報学)」を参照
情報検索 (英: information retrieval)は、広義には、あらかじめ蓄積されている情報の中から必要な情報を探し出すことを指し[11]、しばしば検索と略される。
情報科学においては、文書（あるいは画像や音声）集合の中からユーザーの要求にもっともよく適合する文書を取り出すシステムのことを情報検索システムと呼ぶ。情報検索システムにおいては、本来形式化されていないユーザーの要求をコンピュータで取り扱えるようにするために検索モデルが設定される。たとえば、ベクトル空間モデルは、文書に索引を与えて、問い合わせとして与えられたキーワード集合と索引の重複の度合いから目的の文書を探し出す検索モデルであり、全文検索は、問い合わせとして与えられた文字列やパターンに完全に一致する部分を文書集合から探し出す検索モデルである。 [12]
文字列探索と全文検索[編集]
詳細は「文字列探索」および「全文検索」を参照
文字列探索は文字列の中から別の文字列を探し出すとこと。全文検索は複数のファイルにまたがって文字列探索をすること。
探索[編集]
詳細は「探索」を参照
情報科学における探索(英: search)とは、いくつもの候補を列挙し、それぞれをひとつずつ評価していくことによって、最適解を得る手法を指す。探索に用いられるアルゴリズムとデータ構造は、問題の性質や構造によって異なる。たとえば、木構造 (データ構造)やグラフ (データ構造)の探索に用いられる深さ優先探索、ランダムアクセスが可能なデータ構造が使える状況でソート済みの入力に対して用いられる二分探索、よいハッシュ関数が作れる場合に用いられるハッシュテーブルなどがある。
脚注[編集]
1.^ Charles T. Meadow (1967年). “The analysis of information Systems-a programmer’s introduction to information retrieval.” (英語). John Wiley & Sons, Inc.. 2008年11月19日閲覧。
2.^ Charles T. Meadow(IBM社); 渡辺茂監, 高地高司・笹森勝之助訳 (1970年). “情報検索-検索言語・情報構成・ファイル処理” (日本語). 日本経営出版会. pp. 357p. 2008年11月19日閲覧。
3.^ 検索＝Retrieval英語の名詞三省堂大辞林
4.^ 検索=Retrieve動詞三省堂大辞林
5.^ 探索三省堂大辞林
6.^ カード目録でさがす京都大学図書館機構
7.^ カード目録一橋大学附属図書館
8.^ カード目録で探す・カード目録で検索東京大学駒場図書館
9.^ 動詞retrieveの意味合い、英英辞典The American Heritage Dictionary of the English Language
10.^ インターネットのない世界G-Search
11.^ #情報科学技術協会1995、p.1
12.^ #北ら2002、pp. 3-7。
参考文献[編集]
北研二、津田和彦、獅々堀正幹『情報検索アルゴリズム』共立出版、2002年。
『情報検索の基礎』情報科学技術協会編集、日外アソシエーツ、1995年。
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検索（けんさく、英: search）とは、データの集合の中から目的とするデータを探し出すことである。古くは図書館の所蔵物を探し出したり、辞書の項目を引いたりといった人手で行うのが主だったが、コンピューターの発達により、テキスト文字列の検索（文書検索、文字列探索）、画像データの検索（画像検索）、音声データの検索（音声検索）など、大規模かつマルチメディアの情報に関する検索技術が発展した。さらにデータベースの発展とインターネットの普及に伴い、分散保管されているデータに対する検索技術が研究されている。ファイルの内容に対して文字列探索を行う機能も検索と呼ばれる。
目次 [非表示]
1 歴史 1.1 意味合い
1.2 使用例
2 情報検索 2.1 文字列探索と全文検索
3 探索
4 脚注
5 参考文献
6 関連項目
歴史[編集]
日本ではコンピュータ技術の発達により1970年代に「情報検索システム」が始まり、言葉としての｢検索｣は次第に広く使われ始めた[1][2]。英語の文化圏では言葉としての「検索」は犬のゴールデン・レトリバーに見るように「探しだす」を意味する「retrieval」や「retrieve」として古くから使われている[3][4]。
日本語における言葉「検索」の意味合いと使用例において大まかに次の様な変遷が見られる。主に日本語。
意味合い[編集]
広辞苑（1998年（平成10年）11月改訂）第5版までは、「検索」の意味として単に「調べさがすこと」、用例として「索引で語を検索する」と書かれている。このころまでは、一冊または複数冊の本の中に記述される事柄を探すことが、言葉としての「検索」の主な使われ方であった。一般的な言葉として馴染まれ使われていたのは、｢検索｣より、むしろ単に「見つける」、「探す」、「探索」といった言葉であった[5]。検索した結果、目的とする言葉が見つからなければ、他の本を手にとって調べてみることになる。このことはコンピュータによる情報検索が行える現代においても、図書館や本屋において誰しも試みることである。一方、図書館では蔵書に対して「目録カード」や「カード目録」などと呼ぶ名刺大から葉書大程度のカードから所要の本を探し出したが、このような検索は蔵書検索と呼ばれ、現在でもコンピュータなどによる情報検索と併用されている[6][7][8]。
広辞苑第6版（2008年（平成20年）1月改訂）では、「検索」の意味として「データの中から、必要な事項をさがし出すこと」とし、コンピューターの中のデータや、紙やマイクロフィルムに記録されたデータの中から探し出す、現在の検索への意味合いへと変化が見られる。用例は変わっていない。（なお、広辞苑5版から6版が出るまでの10年間にも、別の出版社から毎年刊行されている「現代用語の基礎知識」には「検索エンジン」などの用語の解説はあった。ただし、「検索」という言葉そのものの解説はない。）
「検索」という言葉の意味を日本語と英語で比較すると、「情報検索」に対応する英語は「Information retrieval」であり、「検索」は「retrieval」となる。retrieval（名詞）の動詞形は retrieve であるが、意味合いとしては、英語の retrieve には日本語の「検索」の持つ「特定の情報の集合から（広辞苑の定義における『データの中から』）探し出す」ということは必ずしも含まれない[9]。日本語の検索が現代のカードやコンピュータなどにより探し出す事に限定した意味合いへと変化していることがわかる。[独自研究?]
使用例[編集]
日本語を対象としたコンピュータの文書やファイルに終始する中での言葉や句の検索は、「検索」の機能を備えた1978年（昭和53年）9月に東芝が発表した世界初の日本語ワードプロセッサJW-10に始まり、その後OASYSなどのワードプロセッサや1983年（昭和58年）の一太郎の元となるPC-100用日本語ワープロソフト「JS-WORD」などが開発され市場に出されたことより、コンピュータを使った｢検索｣とはどのような意味か、どのように速くて便利なものかをコンピュータのユーザーの立場で体感できることとなる。1983年には米国で作られた表計算ソフトLotus 1-2-3を日本でも一部の者が使い始めたが、これにも表内の検索やLotus 1-2-3独自のマクロによる検索の機能を備えていた。
1989年（平成元年）にはパソコン通信を用いて遠隔地からデータベースの情報を探し出す｢G-Search｣の検索サービスが開始された。これは新聞・雑誌記事、企業情報、特許、科学技術、図書、人物プロファイルなど、さまざまな分野の情報を扱ってきた。これは膨大なデータや情報を｢検索｣によって見つけられることを示した日本での実例の始まりであった。その後、インターネットの通信技術向上による速度向上とサービスの多様化によってパソコン通信による「G-Search」の検索は2005年9月にサービスを終え、インターネットを介したものとなっている[10]。
2006年頃までは紙を主体にした宣伝広告や広報のなかでURLを表記して広告内容の詳細を更に調べたい者に対して案内としたが、インターネットの利用が極めて一般的となった2007年ないし2008年頃からは広告の最後に「○○○○○ 検索」の様な形式で（同時にマウスのクリック音が挿入される広告も多く存在）、紙の媒体だけでなく、テレビ放送の広告にまで広告主の案内や広告のテーマや話題を直ちに検索する事を促す手法が一般化した。その手法は欧米でも2010年以降ハッシュタグとして生かされている。
情報検索[編集]
詳細は「情報検索」および「情報検索 (図書館情報学)」を参照
情報検索 (英: information retrieval)は、広義には、あらかじめ蓄積されている情報の中から必要な情報を探し出すことを指し[11]、しばしば検索と略される。
情報科学においては、文書（あるいは画像や音声）集合の中からユーザーの要求にもっともよく適合する文書を取り出すシステムのことを情報検索システムと呼ぶ。情報検索システムにおいては、本来形式化されていないユーザーの要求をコンピュータで取り扱えるようにするために検索モデルが設定される。たとえば、ベクトル空間モデルは、文書に索引を与えて、問い合わせとして与えられたキーワード集合と索引の重複の度合いから目的の文書を探し出す検索モデルであり、全文検索は、問い合わせとして与えられた文字列やパターンに完全に一致する部分を文書集合から探し出す検索モデルである。 [12]
文字列探索と全文検索[編集]
詳細は「文字列探索」および「全文検索」を参照
文字列探索は文字列の中から別の文字列を探し出すとこと。全文検索は複数のファイルにまたがって文字列探索をすること。
探索[編集]
詳細は「探索」を参照
情報科学における探索(英: search)とは、いくつもの候補を列挙し、それぞれをひとつずつ評価していくことによって、最適解を得る手法を指す。探索に用いられるアルゴリズムとデータ構造は、問題の性質や構造によって異なる。たとえば、木構造 (データ構造)やグラフ (データ構造)の探索に用いられる深さ優先探索、ランダムアクセスが可能なデータ構造が使える状況でソート済みの入力に対して用いられる二分探索、よいハッシュ関数が作れる場合に用いられるハッシュテーブルなどがある。
脚注[編集]
1.^ Charles T. Meadow (1967年). “The analysis of information Systems-a programmer’s introduction to information retrieval.” (英語). John Wiley & Sons, Inc.. 2008年11月19日閲覧。
2.^ Charles T. Meadow(IBM社); 渡辺茂監, 高地高司・笹森勝之助訳 (1970年). “情報検索-検索言語・情報構成・ファイル処理” (日本語). 日本経営出版会. pp. 357p. 2008年11月19日閲覧。
3.^ 検索＝Retrieval英語の名詞三省堂大辞林
4.^ 検索=Retrieve動詞三省堂大辞林
5.^ 探索三省堂大辞林
6.^ カード目録でさがす京都大学図書館機構
7.^ カード目録一橋大学附属図書館
8.^ カード目録で探す・カード目録で検索東京大学駒場図書館
9.^ 動詞retrieveの意味合い、英英辞典The American Heritage Dictionary of the English Language
10.^ インターネットのない世界G-Search
11.^ #情報科学技術協会1995、p.1
12.^ #北ら2002、pp. 3-7。
参考文献[編集]
北研二、津田和彦、獅々堀正幹『情報検索アルゴリズム』共立出版、2002年。
『情報検索の基礎』情報科学技術協会編集、日外アソシエーツ、1995年。
関連項目[編集]
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検索
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ウィキペディアウィキペディアの検索についてはHelp:検索をご覧ください。
曖昧さ回避情報検索システムについては「情報検索」を、ウェブ上での検索については「検索エンジン」をご覧ください。
ウィクショナリーに検索の項目があります。
検索（けんさく、英: search）とは、データの集合の中から目的とするデータを探し出すことである。古くは図書館の所蔵物を探し出したり、辞書の項目を引いたりといった人手で行うのが主だったが、コンピューターの発達により、テキスト文字列の検索（文書検索、文字列探索）、画像データの検索（画像検索）、音声データの検索（音声検索）など、大規模かつマルチメディアの情報に関する検索技術が発展した。さらにデータベースの発展とインターネットの普及に伴い、分散保管されているデータに対する検索技術が研究されている。ファイルの内容に対して文字列探索を行う機能も検索と呼ばれる。
目次 [非表示]
1 歴史 1.1 意味合い
1.2 使用例
2 情報検索 2.1 文字列探索と全文検索
3 探索
4 脚注
5 参考文献
6 関連項目
歴史[編集]
日本ではコンピュータ技術の発達により1970年代に「情報検索システム」が始まり、言葉としての｢検索｣は次第に広く使われ始めた[1][2]。英語の文化圏では言葉としての「検索」は犬のゴールデン・レトリバーに見るように「探しだす」を意味する「retrieval」や「retrieve」として古くから使われている[3][4]。
日本語における言葉「検索」の意味合いと使用例において大まかに次の様な変遷が見られる。主に日本語。
意味合い[編集]
広辞苑（1998年（平成10年）11月改訂）第5版までは、「検索」の意味として単に「調べさがすこと」、用例として「索引で語を検索する」と書かれている。このころまでは、一冊または複数冊の本の中に記述される事柄を探すことが、言葉としての「検索」の主な使われ方であった。一般的な言葉として馴染まれ使われていたのは、｢検索｣より、むしろ単に「見つける」、「探す」、「探索」といった言葉であった[5]。検索した結果、目的とする言葉が見つからなければ、他の本を手にとって調べてみることになる。このことはコンピュータによる情報検索が行える現代においても、図書館や本屋において誰しも試みることである。一方、図書館では蔵書に対して「目録カード」や「カード目録」などと呼ぶ名刺大から葉書大程度のカードから所要の本を探し出したが、このような検索は蔵書検索と呼ばれ、現在でもコンピュータなどによる情報検索と併用されている[6][7][8]。
広辞苑第6版（2008年（平成20年）1月改訂）では、「検索」の意味として「データの中から、必要な事項をさがし出すこと」とし、コンピューターの中のデータや、紙やマイクロフィルムに記録されたデータの中から探し出す、現在の検索への意味合いへと変化が見られる。用例は変わっていない。（なお、広辞苑5版から6版が出るまでの10年間にも、別の出版社から毎年刊行されている「現代用語の基礎知識」には「検索エンジン」などの用語の解説はあった。ただし、「検索」という言葉そのものの解説はない。）
「検索」という言葉の意味を日本語と英語で比較すると、「情報検索」に対応する英語は「Information retrieval」であり、「検索」は「retrieval」となる。retrieval（名詞）の動詞形は retrieve であるが、意味合いとしては、英語の retrieve には日本語の「検索」の持つ「特定の情報の集合から（広辞苑の定義における『データの中から』）探し出す」ということは必ずしも含まれない[9]。日本語の検索が現代のカードやコンピュータなどにより探し出す事に限定した意味合いへと変化していることがわかる。[独自研究?]
使用例[編集]
日本語を対象としたコンピュータの文書やファイルに終始する中での言葉や句の検索は、「検索」の機能を備えた1978年（昭和53年）9月に東芝が発表した世界初の日本語ワードプロセッサJW-10に始まり、その後OASYSなどのワードプロセッサや1983年（昭和58年）の一太郎の元となるPC-100用日本語ワープロソフト「JS-WORD」などが開発され市場に出されたことより、コンピュータを使った｢検索｣とはどのような意味か、どのように速くて便利なものかをコンピュータのユーザーの立場で体感できることとなる。1983年には米国で作られた表計算ソフトLotus 1-2-3を日本でも一部の者が使い始めたが、これにも表内の検索やLotus 1-2-3独自のマクロによる検索の機能を備えていた。
1989年（平成元年）にはパソコン通信を用いて遠隔地からデータベースの情報を探し出す｢G-Search｣の検索サービスが開始された。これは新聞・雑誌記事、企業情報、特許、科学技術、図書、人物プロファイルなど、さまざまな分野の情報を扱ってきた。これは膨大なデータや情報を｢検索｣によって見つけられることを示した日本での実例の始まりであった。その後、インターネットの通信技術向上による速度向上とサービスの多様化によってパソコン通信による「G-Search」の検索は2005年9月にサービスを終え、インターネットを介したものとなっている[10]。
2006年頃までは紙を主体にした宣伝広告や広報のなかでURLを表記して広告内容の詳細を更に調べたい者に対して案内としたが、インターネットの利用が極めて一般的となった2007年ないし2008年頃からは広告の最後に「○○○○○ 検索」の様な形式で（同時にマウスのクリック音が挿入される広告も多く存在）、紙の媒体だけでなく、テレビ放送の広告にまで広告主の案内や広告のテーマや話題を直ちに検索する事を促す手法が一般化した。その手法は欧米でも2010年以降ハッシュタグとして生かされている。
情報検索[編集]
詳細は「情報検索」および「情報検索 (図書館情報学)」を参照
情報検索 (英: information retrieval)は、広義には、あらかじめ蓄積されている情報の中から必要な情報を探し出すことを指し[11]、しばしば検索と略される。
情報科学においては、文書（あるいは画像や音声）集合の中からユーザーの要求にもっともよく適合する文書を取り出すシステムのことを情報検索システムと呼ぶ。情報検索システムにおいては、本来形式化されていないユーザーの要求をコンピュータで取り扱えるようにするために検索モデルが設定される。たとえば、ベクトル空間モデルは、文書に索引を与えて、問い合わせとして与えられたキーワード集合と索引の重複の度合いから目的の文書を探し出す検索モデルであり、全文検索は、問い合わせとして与えられた文字列やパターンに完全に一致する部分を文書集合から探し出す検索モデルである。 [12]
文字列探索と全文検索[編集]
詳細は「文字列探索」および「全文検索」を参照
文字列探索は文字列の中から別の文字列を探し出すとこと。全文検索は複数のファイルにまたがって文字列探索をすること。
探索[編集]
詳細は「探索」を参照
情報科学における探索(英: search)とは、いくつもの候補を列挙し、それぞれをひとつずつ評価していくことによって、最適解を得る手法を指す。探索に用いられるアルゴリズムとデータ構造は、問題の性質や構造によって異なる。たとえば、木構造 (データ構造)やグラフ (データ構造)の探索に用いられる深さ優先探索、ランダムアクセスが可能なデータ構造が使える状況でソート済みの入力に対して用いられる二分探索、よいハッシュ関数が作れる場合に用いられるハッシュテーブルなどがある。
脚注[編集]
1.^ Charles T. Meadow (1967年). “The analysis of information Systems-a programmer’s introduction to information retrieval.” (英語). John Wiley & Sons, Inc.. 2008年11月19日閲覧。
2.^ Charles T. Meadow(IBM社); 渡辺茂監, 高地高司・笹森勝之助訳 (1970年). “情報検索-検索言語・情報構成・ファイル処理” (日本語). 日本経営出版会. pp. 357p. 2008年11月19日閲覧。
3.^ 検索＝Retrieval英語の名詞三省堂大辞林
4.^ 検索=Retrieve動詞三省堂大辞林
5.^ 探索三省堂大辞林
6.^ カード目録でさがす京都大学図書館機構
7.^ カード目録一橋大学附属図書館
8.^ カード目録で探す・カード目録で検索東京大学駒場図書館
9.^ 動詞retrieveの意味合い、英英辞典The American Heritage Dictionary of the English Language
10.^ インターネットのない世界G-Search
11.^ #情報科学技術協会1995、p.1
12.^ #北ら2002、pp. 3-7。
参考文献[編集]
北研二、津田和彦、獅々堀正幹『情報検索アルゴリズム』共立出版、2002年。
『情報検索の基礎』情報科学技術協会編集、日外アソシエーツ、1995年。
関連項目[編集]
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曖昧さ回避情報検索システムについては「情報検索」を、ウェブ上での検索については「検索エンジン」をご覧ください。
ウィクショナリーに検索の項目があります。
検索（けんさく、英: search）とは、データの集合の中から目的とするデータを探し出すことである。古くは図書館の所蔵物を探し出したり、辞書の項目を引いたりといった人手で行うのが主だったが、コンピューターの発達により、テキスト文字列の検索（文書検索、文字列探索）、画像データの検索（画像検索）、音声データの検索（音声検索）など、大規模かつマルチメディアの情報に関する検索技術が発展した。さらにデータベースの発展とインターネットの普及に伴い、分散保管されているデータに対する検索技術が研究されている。ファイルの内容に対して文字列探索を行う機能も検索と呼ばれる。
目次 [非表示]
1 歴史 1.1 意味合い
1.2 使用例
2 情報検索 2.1 文字列探索と全文検索
3 探索
4 脚注
5 参考文献
6 関連項目
歴史[編集]
日本ではコンピュータ技術の発達により1970年代に「情報検索システム」が始まり、言葉としての｢検索｣は次第に広く使われ始めた[1][2]。英語の文化圏では言葉としての「検索」は犬のゴールデン・レトリバーに見るように「探しだす」を意味する「retrieval」や「retrieve」として古くから使われている[3][4]。
日本語における言葉「検索」の意味合いと使用例において大まかに次の様な変遷が見られる。主に日本語。
意味合い[編集]
広辞苑（1998年（平成10年）11月改訂）第5版までは、「検索」の意味として単に「調べさがすこと」、用例として「索引で語を検索する」と書かれている。このころまでは、一冊または複数冊の本の中に記述される事柄を探すことが、言葉としての「検索」の主な使われ方であった。一般的な言葉として馴染まれ使われていたのは、｢検索｣より、むしろ単に「見つける」、「探す」、「探索」といった言葉であった[5]。検索した結果、目的とする言葉が見つからなければ、他の本を手にとって調べてみることになる。このことはコンピュータによる情報検索が行える現代においても、図書館や本屋において誰しも試みることである。一方、図書館では蔵書に対して「目録カード」や「カード目録」などと呼ぶ名刺大から葉書大程度のカードから所要の本を探し出したが、このような検索は蔵書検索と呼ばれ、現在でもコンピュータなどによる情報検索と併用されている[6][7][8]。
広辞苑第6版（2008年（平成20年）1月改訂）では、「検索」の意味として「データの中から、必要な事項をさがし出すこと」とし、コンピューターの中のデータや、紙やマイクロフィルムに記録されたデータの中から探し出す、現在の検索への意味合いへと変化が見られる。用例は変わっていない。（なお、広辞苑5版から6版が出るまでの10年間にも、別の出版社から毎年刊行されている「現代用語の基礎知識」には「検索エンジン」などの用語の解説はあった。ただし、「検索」という言葉そのものの解説はない。）
「検索」という言葉の意味を日本語と英語で比較すると、「情報検索」に対応する英語は「Information retrieval」であり、「検索」は「retrieval」となる。retrieval（名詞）の動詞形は retrieve であるが、意味合いとしては、英語の retrieve には日本語の「検索」の持つ「特定の情報の集合から（広辞苑の定義における『データの中から』）探し出す」ということは必ずしも含まれない[9]。日本語の検索が現代のカードやコンピュータなどにより探し出す事に限定した意味合いへと変化していることがわかる。[独自研究?]
使用例[編集]
日本語を対象としたコンピュータの文書やファイルに終始する中での言葉や句の検索は、「検索」の機能を備えた1978年（昭和53年）9月に東芝が発表した世界初の日本語ワードプロセッサJW-10に始まり、その後OASYSなどのワードプロセッサや1983年（昭和58年）の一太郎の元となるPC-100用日本語ワープロソフト「JS-WORD」などが開発され市場に出されたことより、コンピュータを使った｢検索｣とはどのような意味か、どのように速くて便利なものかをコンピュータのユーザーの立場で体感できることとなる。1983年には米国で作られた表計算ソフトLotus 1-2-3を日本でも一部の者が使い始めたが、これにも表内の検索やLotus 1-2-3独自のマクロによる検索の機能を備えていた。
1989年（平成元年）にはパソコン通信を用いて遠隔地からデータベースの情報を探し出す｢G-Search｣の検索サービスが開始された。これは新聞・雑誌記事、企業情報、特許、科学技術、図書、人物プロファイルなど、さまざまな分野の情報を扱ってきた。これは膨大なデータや情報を｢検索｣によって見つけられることを示した日本での実例の始まりであった。その後、インターネットの通信技術向上による速度向上とサービスの多様化によってパソコン通信による「G-Search」の検索は2005年9月にサービスを終え、インターネットを介したものとなっている[10]。
2006年頃までは紙を主体にした宣伝広告や広報のなかでURLを表記して広告内容の詳細を更に調べたい者に対して案内としたが、インターネットの利用が極めて一般的となった2007年ないし2008年頃からは広告の最後に「○○○○○ 検索」の様な形式で（同時にマウスのクリック音が挿入される広告も多く存在）、紙の媒体だけでなく、テレビ放送の広告にまで広告主の案内や広告のテーマや話題を直ちに検索する事を促す手法が一般化した。その手法は欧米でも2010年以降ハッシュタグとして生かされている。
情報検索[編集]
詳細は「情報検索」および「情報検索 (図書館情報学)」を参照
情報検索 (英: information retrieval)は、広義には、あらかじめ蓄積されている情報の中から必要な情報を探し出すことを指し[11]、しばしば検索と略される。
情報科学においては、文書（あるいは画像や音声）集合の中からユーザーの要求にもっともよく適合する文書を取り出すシステムのことを情報検索システムと呼ぶ。情報検索システムにおいては、本来形式化されていないユーザーの要求をコンピュータで取り扱えるようにするために検索モデルが設定される。たとえば、ベクトル空間モデルは、文書に索引を与えて、問い合わせとして与えられたキーワード集合と索引の重複の度合いから目的の文書を探し出す検索モデルであり、全文検索は、問い合わせとして与えられた文字列やパターンに完全に一致する部分を文書集合から探し出す検索モデルである。 [12]
文字列探索と全文検索[編集]
詳細は「文字列探索」および「全文検索」を参照
文字列探索は文字列の中から別の文字列を探し出すとこと。全文検索は複数のファイルにまたがって文字列探索をすること。
探索[編集]
詳細は「探索」を参照
情報科学における探索(英: search)とは、いくつもの候補を列挙し、それぞれをひとつずつ評価していくことによって、最適解を得る手法を指す。探索に用いられるアルゴリズムとデータ構造は、問題の性質や構造によって異なる。たとえば、木構造 (データ構造)やグラフ (データ構造)の探索に用いられる深さ優先探索、ランダムアクセスが可能なデータ構造が使える状況でソート済みの入力に対して用いられる二分探索、よいハッシュ関数が作れる場合に用いられるハッシュテーブルなどがある。
脚注[編集]
1.^ Charles T. Meadow (1967年). “The analysis of information Systems-a programmer’s introduction to information retrieval.” (英語). John Wiley & Sons, Inc.. 2008年11月19日閲覧。
2.^ Charles T. Meadow(IBM社); 渡辺茂監, 高地高司・笹森勝之助訳 (1970年). “情報検索-検索言語・情報構成・ファイル処理” (日本語). 日本経営出版会. pp. 357p. 2008年11月19日閲覧。
3.^ 検索＝Retrieval英語の名詞三省堂大辞林
4.^ 検索=Retrieve動詞三省堂大辞林
5.^ 探索三省堂大辞林
6.^ カード目録でさがす京都大学図書館機構
7.^ カード目録一橋大学附属図書館
8.^ カード目録で探す・カード目録で検索東京大学駒場図書館
9.^ 動詞retrieveの意味合い、英英辞典The American Heritage Dictionary of the English Language
10.^ インターネットのない世界G-Search
11.^ #情報科学技術協会1995、p.1
12.^ #北ら2002、pp. 3-7。
参考文献[編集]
北研二、津田和彦、獅々堀正幹『情報検索アルゴリズム』共立出版、2002年。
『情報検索の基礎』情報科学技術協会編集、日外アソシエーツ、1995年。
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曖昧さ回避情報検索システムについては「情報検索」を、ウェブ上での検索については「検索エンジン」をご覧ください。
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検索（けんさく、英: search）とは、データの集合の中から目的とするデータを探し出すことである。古くは図書館の所蔵物を探し出したり、辞書の項目を引いたりといった人手で行うのが主だったが、コンピューターの発達により、テキスト文字列の検索（文書検索、文字列探索）、画像データの検索（画像検索）、音声データの検索（音声検索）など、大規模かつマルチメディアの情報に関する検索技術が発展した。さらにデータベースの発展とインターネットの普及に伴い、分散保管されているデータに対する検索技術が研究されている。ファイルの内容に対して文字列探索を行う機能も検索と呼ばれる。
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1 歴史 1.1 意味合い
1.2 使用例
2 情報検索 2.1 文字列探索と全文検索
3 探索
4 脚注
5 参考文献
6 関連項目
歴史[編集]
日本ではコンピュータ技術の発達により1970年代に「情報検索システム」が始まり、言葉としての｢検索｣は次第に広く使われ始めた[1][2]。英語の文化圏では言葉としての「検索」は犬のゴールデン・レトリバーに見るように「探しだす」を意味する「retrieval」や「retrieve」として古くから使われている[3][4]。
日本語における言葉「検索」の意味合いと使用例において大まかに次の様な変遷が見られる。主に日本語。
意味合い[編集]
広辞苑（1998年（平成10年）11月改訂）第5版までは、「検索」の意味として単に「調べさがすこと」、用例として「索引で語を検索する」と書かれている。このころまでは、一冊または複数冊の本の中に記述される事柄を探すことが、言葉としての「検索」の主な使われ方であった。一般的な言葉として馴染まれ使われていたのは、｢検索｣より、むしろ単に「見つける」、「探す」、「探索」といった言葉であった[5]。検索した結果、目的とする言葉が見つからなければ、他の本を手にとって調べてみることになる。このことはコンピュータによる情報検索が行える現代においても、図書館や本屋において誰しも試みることである。一方、図書館では蔵書に対して「目録カード」や「カード目録」などと呼ぶ名刺大から葉書大程度のカードから所要の本を探し出したが、このような検索は蔵書検索と呼ばれ、現在でもコンピュータなどによる情報検索と併用されている[6][7][8]。
広辞苑第6版（2008年（平成20年）1月改訂）では、「検索」の意味として「データの中から、必要な事項をさがし出すこと」とし、コンピューターの中のデータや、紙やマイクロフィルムに記録されたデータの中から探し出す、現在の検索への意味合いへと変化が見られる。用例は変わっていない。（なお、広辞苑5版から6版が出るまでの10年間にも、別の出版社から毎年刊行されている「現代用語の基礎知識」には「検索エンジン」などの用語の解説はあった。ただし、「検索」という言葉そのものの解説はない。）
「検索」という言葉の意味を日本語と英語で比較すると、「情報検索」に対応する英語は「Information retrieval」であり、「検索」は「retrieval」となる。retrieval（名詞）の動詞形は retrieve であるが、意味合いとしては、英語の retrieve には日本語の「検索」の持つ「特定の情報の集合から（広辞苑の定義における『データの中から』）探し出す」ということは必ずしも含まれない[9]。日本語の検索が現代のカードやコンピュータなどにより探し出す事に限定した意味合いへと変化していることがわかる。[独自研究?]
使用例[編集]
日本語を対象としたコンピュータの文書やファイルに終始する中での言葉や句の検索は、「検索」の機能を備えた1978年（昭和53年）9月に東芝が発表した世界初の日本語ワードプロセッサJW-10に始まり、その後OASYSなどのワードプロセッサや1983年（昭和58年）の一太郎の元となるPC-100用日本語ワープロソフト「JS-WORD」などが開発され市場に出されたことより、コンピュータを使った｢検索｣とはどのような意味か、どのように速くて便利なものかをコンピュータのユーザーの立場で体感できることとなる。1983年には米国で作られた表計算ソフトLotus 1-2-3を日本でも一部の者が使い始めたが、これにも表内の検索やLotus 1-2-3独自のマクロによる検索の機能を備えていた。
1989年（平成元年）にはパソコン通信を用いて遠隔地からデータベースの情報を探し出す｢G-Search｣の検索サービスが開始された。これは新聞・雑誌記事、企業情報、特許、科学技術、図書、人物プロファイルなど、さまざまな分野の情報を扱ってきた。これは膨大なデータや情報を｢検索｣によって見つけられることを示した日本での実例の始まりであった。その後、インターネットの通信技術向上による速度向上とサービスの多様化によってパソコン通信による「G-Search」の検索は2005年9月にサービスを終え、インターネットを介したものとなっている[10]。
2006年頃までは紙を主体にした宣伝広告や広報のなかでURLを表記して広告内容の詳細を更に調べたい者に対して案内としたが、インターネットの利用が極めて一般的となった2007年ないし2008年頃からは広告の最後に「○○○○○ 検索」の様な形式で（同時にマウスのクリック音が挿入される広告も多く存在）、紙の媒体だけでなく、テレビ放送の広告にまで広告主の案内や広告のテーマや話題を直ちに検索する事を促す手法が一般化した。その手法は欧米でも2010年以降ハッシュタグとして生かされている。
情報検索[編集]
詳細は「情報検索」および「情報検索 (図書館情報学)」を参照
情報検索 (英: information retrieval)は、広義には、あらかじめ蓄積されている情報の中から必要な情報を探し出すことを指し[11]、しばしば検索と略される。
情報科学においては、文書（あるいは画像や音声）集合の中からユーザーの要求にもっともよく適合する文書を取り出すシステムのことを情報検索システムと呼ぶ。情報検索システムにおいては、本来形式化されていないユーザーの要求をコンピュータで取り扱えるようにするために検索モデルが設定される。たとえば、ベクトル空間モデルは、文書に索引を与えて、問い合わせとして与えられたキーワード集合と索引の重複の度合いから目的の文書を探し出す検索モデルであり、全文検索は、問い合わせとして与えられた文字列やパターンに完全に一致する部分を文書集合から探し出す検索モデルである。 [12]
文字列探索と全文検索[編集]
詳細は「文字列探索」および「全文検索」を参照
文字列探索は文字列の中から別の文字列を探し出すとこと。全文検索は複数のファイルにまたがって文字列探索をすること。
探索[編集]
詳細は「探索」を参照
情報科学における探索(英: search)とは、いくつもの候補を列挙し、それぞれをひとつずつ評価していくことによって、最適解を得る手法を指す。探索に用いられるアルゴリズムとデータ構造は、問題の性質や構造によって異なる。たとえば、木構造 (データ構造)やグラフ (データ構造)の探索に用いられる深さ優先探索、ランダムアクセスが可能なデータ構造が使える状況でソート済みの入力に対して用いられる二分探索、よいハッシュ関数が作れる場合に用いられるハッシュテーブルなどがある。
脚注[編集]
1.^ Charles T. Meadow (1967年). “The analysis of information Systems-a programmer’s introduction to information retrieval.” (英語). John Wiley & Sons, Inc.. 2008年11月19日閲覧。
2.^ Charles T. Meadow(IBM社); 渡辺茂監, 高地高司・笹森勝之助訳 (1970年). “情報検索-検索言語・情報構成・ファイル処理” (日本語). 日本経営出版会. pp. 357p. 2008年11月19日閲覧。
3.^ 検索＝Retrieval英語の名詞三省堂大辞林
4.^ 検索=Retrieve動詞三省堂大辞林
5.^ 探索三省堂大辞林
6.^ カード目録でさがす京都大学図書館機構
7.^ カード目録一橋大学附属図書館
8.^ カード目録で探す・カード目録で検索東京大学駒場図書館
9.^ 動詞retrieveの意味合い、英英辞典The American Heritage Dictionary of the English Language
10.^ インターネットのない世界G-Search
11.^ #情報科学技術協会1995、p.1
12.^ #北ら2002、pp. 3-7。
参考文献[編集]
北研二、津田和彦、獅々堀正幹『情報検索アルゴリズム』共立出版、2002年。
『情報検索の基礎』情報科学技術協会編集、日外アソシエーツ、1995年。
関連項目[編集]
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ウィキペディアウィキペディアの検索についてはHelp:検索をご覧ください。
曖昧さ回避情報検索システムについては「情報検索」を、ウェブ上での検索については「検索エンジン」をご覧ください。
ウィクショナリーに検索の項目があります。
検索（けんさく、英: search）とは、データの集合の中から目的とするデータを探し出すことである。古くは図書館の所蔵物を探し出したり、辞書の項目を引いたりといった人手で行うのが主だったが、コンピューターの発達により、テキスト文字列の検索（文書検索、文字列探索）、画像データの検索（画像検索）、音声データの検索（音声検索）など、大規模かつマルチメディアの情報に関する検索技術が発展した。さらにデータベースの発展とインターネットの普及に伴い、分散保管されているデータに対する検索技術が研究されている。ファイルの内容に対して文字列探索を行う機能も検索と呼ばれる。
目次 [非表示]
1 歴史 1.1 意味合い
1.2 使用例
2 情報検索 2.1 文字列探索と全文検索
3 探索
4 脚注
5 参考文献
6 関連項目
歴史[編集]
日本ではコンピュータ技術の発達により1970年代に「情報検索システム」が始まり、言葉としての｢検索｣は次第に広く使われ始めた[1][2]。英語の文化圏では言葉としての「検索」は犬のゴールデン・レトリバーに見るように「探しだす」を意味する「retrieval」や「retrieve」として古くから使われている[3][4]。
日本語における言葉「検索」の意味合いと使用例において大まかに次の様な変遷が見られる。主に日本語。
意味合い[編集]
広辞苑（1998年（平成10年）11月改訂）第5版までは、「検索」の意味として単に「調べさがすこと」、用例として「索引で語を検索する」と書かれている。このころまでは、一冊または複数冊の本の中に記述される事柄を探すことが、言葉としての「検索」の主な使われ方であった。一般的な言葉として馴染まれ使われていたのは、｢検索｣より、むしろ単に「見つける」、「探す」、「探索」といった言葉であった[5]。検索した結果、目的とする言葉が見つからなければ、他の本を手にとって調べてみることになる。このことはコンピュータによる情報検索が行える現代においても、図書館や本屋において誰しも試みることである。一方、図書館では蔵書に対して「目録カード」や「カード目録」などと呼ぶ名刺大から葉書大程度のカードから所要の本を探し出したが、このような検索は蔵書検索と呼ばれ、現在でもコンピュータなどによる情報検索と併用されている[6][7][8]。
広辞苑第6版（2008年（平成20年）1月改訂）では、「検索」の意味として「データの中から、必要な事項をさがし出すこと」とし、コンピューターの中のデータや、紙やマイクロフィルムに記録されたデータの中から探し出す、現在の検索への意味合いへと変化が見られる。用例は変わっていない。（なお、広辞苑5版から6版が出るまでの10年間にも、別の出版社から毎年刊行されている「現代用語の基礎知識」には「検索エンジン」などの用語の解説はあった。ただし、「検索」という言葉そのものの解説はない。）
「検索」という言葉の意味を日本語と英語で比較すると、「情報検索」に対応する英語は「Information retrieval」であり、「検索」は「retrieval」となる。retrieval（名詞）の動詞形は retrieve であるが、意味合いとしては、英語の retrieve には日本語の「検索」の持つ「特定の情報の集合から（広辞苑の定義における『データの中から』）探し出す」ということは必ずしも含まれない[9]。日本語の検索が現代のカードやコンピュータなどにより探し出す事に限定した意味合いへと変化していることがわかる。[独自研究?]
使用例[編集]
日本語を対象としたコンピュータの文書やファイルに終始する中での言葉や句の検索は、「検索」の機能を備えた1978年（昭和53年）9月に東芝が発表した世界初の日本語ワードプロセッサJW-10に始まり、その後OASYSなどのワードプロセッサや1983年（昭和58年）の一太郎の元となるPC-100用日本語ワープロソフト「JS-WORD」などが開発され市場に出されたことより、コンピュータを使った｢検索｣とはどのような意味か、どのように速くて便利なものかをコンピュータのユーザーの立場で体感できることとなる。1983年には米国で作られた表計算ソフトLotus 1-2-3を日本でも一部の者が使い始めたが、これにも表内の検索やLotus 1-2-3独自のマクロによる検索の機能を備えていた。
1989年（平成元年）にはパソコン通信を用いて遠隔地からデータベースの情報を探し出す｢G-Search｣の検索サービスが開始された。これは新聞・雑誌記事、企業情報、特許、科学技術、図書、人物プロファイルなど、さまざまな分野の情報を扱ってきた。これは膨大なデータや情報を｢検索｣によって見つけられることを示した日本での実例の始まりであった。その後、インターネットの通信技術向上による速度向上とサービスの多様化によってパソコン通信による「G-Search」の検索は2005年9月にサービスを終え、インターネットを介したものとなっている[10]。
2006年頃までは紙を主体にした宣伝広告や広報のなかでURLを表記して広告内容の詳細を更に調べたい者に対して案内としたが、インターネットの利用が極めて一般的となった2007年ないし2008年頃からは広告の最後に「○○○○○ 検索」の様な形式で（同時にマウスのクリック音が挿入される広告も多く存在）、紙の媒体だけでなく、テレビ放送の広告にまで広告主の案内や広告のテーマや話題を直ちに検索する事を促す手法が一般化した。その手法は欧米でも2010年以降ハッシュタグとして生かされている。
情報検索[編集]
詳細は「情報検索」および「情報検索 (図書館情報学)」を参照
情報検索 (英: information retrieval)は、広義には、あらかじめ蓄積されている情報の中から必要な情報を探し出すことを指し[11]、しばしば検索と略される。
情報科学においては、文書（あるいは画像や音声）集合の中からユーザーの要求にもっともよく適合する文書を取り出すシステムのことを情報検索システムと呼ぶ。情報検索システムにおいては、本来形式化されていないユーザーの要求をコンピュータで取り扱えるようにするために検索モデルが設定される。たとえば、ベクトル空間モデルは、文書に索引を与えて、問い合わせとして与えられたキーワード集合と索引の重複の度合いから目的の文書を探し出す検索モデルであり、全文検索は、問い合わせとして与えられた文字列やパターンに完全に一致する部分を文書集合から探し出す検索モデルである。 [12]
文字列探索と全文検索[編集]
詳細は「文字列探索」および「全文検索」を参照
文字列探索は文字列の中から別の文字列を探し出すとこと。全文検索は複数のファイルにまたがって文字列探索をすること。
探索[編集]
詳細は「探索」を参照
情報科学における探索(英: search)とは、いくつもの候補を列挙し、それぞれをひとつずつ評価していくことによって、最適解を得る手法を指す。探索に用いられるアルゴリズムとデータ構造は、問題の性質や構造によって異なる。たとえば、木構造 (データ構造)やグラフ (データ構造)の探索に用いられる深さ優先探索、ランダムアクセスが可能なデータ構造が使える状況でソート済みの入力に対して用いられる二分探索、よいハッシュ関数が作れる場合に用いられるハッシュテーブルなどがある。
脚注[編集]
1.^ Charles T. Meadow (1967年). “The analysis of information Systems-a programmer’s introduction to information retrieval.” (英語). John Wiley & Sons, Inc.. 2008年11月19日閲覧。
2.^ Charles T. Meadow(IBM社); 渡辺茂監, 高地高司・笹森勝之助訳 (1970年). “情報検索-検索言語・情報構成・ファイル処理” (日本語). 日本経営出版会. pp. 357p. 2008年11月19日閲覧。
3.^ 検索＝Retrieval英語の名詞三省堂大辞林
4.^ 検索=Retrieve動詞三省堂大辞林
5.^ 探索三省堂大辞林
6.^ カード目録でさがす京都大学図書館機構
7.^ カード目録一橋大学附属図書館
8.^ カード目録で探す・カード目録で検索東京大学駒場図書館
9.^ 動詞retrieveの意味合い、英英辞典The American Heritage Dictionary of the English Language
10.^ インターネットのない世界G-Search
11.^ #情報科学技術協会1995、p.1
12.^ #北ら2002、pp. 3-7。
参考文献[編集]
北研二、津田和彦、獅々堀正幹『情報検索アルゴリズム』共立出版、2002年。
『情報検索の基礎』情報科学技術協会編集、日外アソシエーツ、1995年。
関連項目[編集]
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曖昧さ回避情報検索システムについては「情報検索」を、ウェブ上での検索については「検索エンジン」をご覧ください。
ウィクショナリーに検索の項目があります。
検索（けんさく、英: search）とは、データの集合の中から目的とするデータを探し出すことである。古くは図書館の所蔵物を探し出したり、辞書の項目を引いたりといった人手で行うのが主だったが、コンピューターの発達により、テキスト文字列の検索（文書検索、文字列探索）、画像データの検索（画像検索）、音声データの検索（音声検索）など、大規模かつマルチメディアの情報に関する検索技術が発展した。さらにデータベースの発展とインターネットの普及に伴い、分散保管されているデータに対する検索技術が研究されている。ファイルの内容に対して文字列探索を行う機能も検索と呼ばれる。
目次 [非表示]
1 歴史 1.1 意味合い
1.2 使用例
2 情報検索 2.1 文字列探索と全文検索
3 探索
4 脚注
5 参考文献
6 関連項目
歴史[編集]
日本ではコンピュータ技術の発達により1970年代に「情報検索システム」が始まり、言葉としての｢検索｣は次第に広く使われ始めた[1][2]。英語の文化圏では言葉としての「検索」は犬のゴールデン・レトリバーに見るように「探しだす」を意味する「retrieval」や「retrieve」として古くから使われている[3][4]。
日本語における言葉「検索」の意味合いと使用例において大まかに次の様な変遷が見られる。主に日本語。
意味合い[編集]
広辞苑（1998年（平成10年）11月改訂）第5版までは、「検索」の意味として単に「調べさがすこと」、用例として「索引で語を検索する」と書かれている。このころまでは、一冊または複数冊の本の中に記述される事柄を探すことが、言葉としての「検索」の主な使われ方であった。一般的な言葉として馴染まれ使われていたのは、｢検索｣より、むしろ単に「見つける」、「探す」、「探索」といった言葉であった[5]。検索した結果、目的とする言葉が見つからなければ、他の本を手にとって調べてみることになる。このことはコンピュータによる情報検索が行える現代においても、図書館や本屋において誰しも試みることである。一方、図書館では蔵書に対して「目録カード」や「カード目録」などと呼ぶ名刺大から葉書大程度のカードから所要の本を探し出したが、このような検索は蔵書検索と呼ばれ、現在でもコンピュータなどによる情報検索と併用されている[6][7][8]。
広辞苑第6版（2008年（平成20年）1月改訂）では、「検索」の意味として「データの中から、必要な事項をさがし出すこと」とし、コンピューターの中のデータや、紙やマイクロフィルムに記録されたデータの中から探し出す、現在の検索への意味合いへと変化が見られる。用例は変わっていない。（なお、広辞苑5版から6版が出るまでの10年間にも、別の出版社から毎年刊行されている「現代用語の基礎知識」には「検索エンジン」などの用語の解説はあった。ただし、「検索」という言葉そのものの解説はない。）
「検索」という言葉の意味を日本語と英語で比較すると、「情報検索」に対応する英語は「Information retrieval」であり、「検索」は「retrieval」となる。retrieval（名詞）の動詞形は retrieve であるが、意味合いとしては、英語の retrieve には日本語の「検索」の持つ「特定の情報の集合から（広辞苑の定義における『データの中から』）探し出す」ということは必ずしも含まれない[9]。日本語の検索が現代のカードやコンピュータなどにより探し出す事に限定した意味合いへと変化していることがわかる。[独自研究?]
使用例[編集]
日本語を対象としたコンピュータの文書やファイルに終始する中での言葉や句の検索は、「検索」の機能を備えた1978年（昭和53年）9月に東芝が発表した世界初の日本語ワードプロセッサJW-10に始まり、その後OASYSなどのワードプロセッサや1983年（昭和58年）の一太郎の元となるPC-100用日本語ワープロソフト「JS-WORD」などが開発され市場に出されたことより、コンピュータを使った｢検索｣とはどのような意味か、どのように速くて便利なものかをコンピュータのユーザーの立場で体感できることとなる。1983年には米国で作られた表計算ソフトLotus 1-2-3を日本でも一部の者が使い始めたが、これにも表内の検索やLotus 1-2-3独自のマクロによる検索の機能を備えていた。
1989年（平成元年）にはパソコン通信を用いて遠隔地からデータベースの情報を探し出す｢G-Search｣の検索サービスが開始された。これは新聞・雑誌記事、企業情報、特許、科学技術、図書、人物プロファイルなど、さまざまな分野の情報を扱ってきた。これは膨大なデータや情報を｢検索｣によって見つけられることを示した日本での実例の始まりであった。その後、インターネットの通信技術向上による速度向上とサービスの多様化によってパソコン通信による「G-Search」の検索は2005年9月にサービスを終え、インターネットを介したものとなっている[10]。
2006年頃までは紙を主体にした宣伝広告や広報のなかでURLを表記して広告内容の詳細を更に調べたい者に対して案内としたが、インターネットの利用が極めて一般的となった2007年ないし2008年頃からは広告の最後に「○○○○○ 検索」の様な形式で（同時にマウスのクリック音が挿入される広告も多く存在）、紙の媒体だけでなく、テレビ放送の広告にまで広告主の案内や広告のテーマや話題を直ちに検索する事を促す手法が一般化した。その手法は欧米でも2010年以降ハッシュタグとして生かされている。
情報検索[編集]
詳細は「情報検索」および「情報検索 (図書館情報学)」を参照
情報検索 (英: information retrieval)は、広義には、あらかじめ蓄積されている情報の中から必要な情報を探し出すことを指し[11]、しばしば検索と略される。
情報科学においては、文書（あるいは画像や音声）集合の中からユーザーの要求にもっともよく適合する文書を取り出すシステムのことを情報検索システムと呼ぶ。情報検索システムにおいては、本来形式化されていないユーザーの要求をコンピュータで取り扱えるようにするために検索モデルが設定される。たとえば、ベクトル空間モデルは、文書に索引を与えて、問い合わせとして与えられたキーワード集合と索引の重複の度合いから目的の文書を探し出す検索モデルであり、全文検索は、問い合わせとして与えられた文字列やパターンに完全に一致する部分を文書集合から探し出す検索モデルである。 [12]
文字列探索と全文検索[編集]
詳細は「文字列探索」および「全文検索」を参照
文字列探索は文字列の中から別の文字列を探し出すとこと。全文検索は複数のファイルにまたがって文字列探索をすること。
探索[編集]
詳細は「探索」を参照
情報科学における探索(英: search)とは、いくつもの候補を列挙し、それぞれをひとつずつ評価していくことによって、最適解を得る手法を指す。探索に用いられるアルゴリズムとデータ構造は、問題の性質や構造によって異なる。たとえば、木構造 (データ構造)やグラフ (データ構造)の探索に用いられる深さ優先探索、ランダムアクセスが可能なデータ構造が使える状況でソート済みの入力に対して用いられる二分探索、よいハッシュ関数が作れる場合に用いられるハッシュテーブルなどがある。
脚注[編集]
1.^ Charles T. Meadow (1967年). “The analysis of information Systems-a programmer’s introduction to information retrieval.” (英語). John Wiley & Sons, Inc.. 2008年11月19日閲覧。
2.^ Charles T. Meadow(IBM社); 渡辺茂監, 高地高司・笹森勝之助訳 (1970年). “情報検索-検索言語・情報構成・ファイル処理” (日本語). 日本経営出版会. pp. 357p. 2008年11月19日閲覧。
3.^ 検索＝Retrieval英語の名詞三省堂大辞林
4.^ 検索=Retrieve動詞三省堂大辞林
5.^ 探索三省堂大辞林
6.^ カード目録でさがす京都大学図書館機構
7.^ カード目録一橋大学附属図書館
8.^ カード目録で探す・カード目録で検索東京大学駒場図書館
9.^ 動詞retrieveの意味合い、英英辞典The American Heritage Dictionary of the English Language
10.^ インターネットのない世界G-Search
11.^ #情報科学技術協会1995、p.1
12.^ #北ら2002、pp. 3-7。
参考文献[編集]
北研二、津田和彦、獅々堀正幹『情報検索アルゴリズム』共立出版、2002年。
『情報検索の基礎』情報科学技術協会編集、日外アソシエーツ、1995年。
関連項目[編集]
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2025年1月9日 12:23 PM

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